2008年宝石業界、初の1兆円割れ 不況で販売低迷続く

今朝の新聞各社に気になるニュースが掲載されていました。

不況で宝石類の販売低迷が続き、2008年の国内の宝飾品小売市場は前年比11・8%減の9970億円(推計)と、1984年の調査開始以来初めて1兆円を下回ったことが、業界団体の調べで4日分かった。市場規模はピークだった91年の約3兆円から約7割も縮小し、2009年は9千億円を割り込む見込み。

 消費者の節約志向が強いことに加え、貸金業法の改正で高額なローンが組みにくくなったことが影響しているとみられる。危機感を強める各社は所得水準が上昇傾向にある中国、インドなど新興国への進出を計画、生き残りを図る。

 宝飾品の関連企業で構成する日本ジュエリー協会(東京)によると、バブル経済が崩壊した1991年以降、国内市場の縮小に歯止めがかからず、欧米ブランドより国内ブランドの苦戦が目立っているという。全国の百貨店でも、宝飾類などの2008年度の売上高は前年度比11・5%減と大きく落ち込んだ。

 こうした状況から、ジュエリー協会は国内製品を新興国に売り込む検討チームを今年5月に発足させ、現地の展示会にも積極参加していく方針だ。
             共同通信

サブプライム問題に端を発した世界恐慌から、宝石業界でも厳しい状況が続いております。
なんせ市場規模はバブルの最盛期のと比較すると1/3にまでに落ち込み1兆円を割っているとのこと。
特に百貨店販売・ホテルなどの催事販売・訪問販売に代表されるような高額品市場の落ち込みが激しいようです。
ただこうした高額品は当店も扱っておりますが、決してこつこつと貯金ををして購入する商品ではなく
「積み立てが満期になった」「株で多額の利益が出た」「遺産を相続した」「不動産売却益が出た」などなど
臨時収入があったときに思い切って購入するケースが多いです。
いまでこそ経済状況は最悪ですが、また景気が上向きになって上記のように臨時収入がある人が増えれば
高額な宝飾品の需要もきっと回復することでしょう。
実際の事例としてジュエリー工房セリオでは定額給付金があるので、
そのお金で思い切ってリフォームしようというお客様が大勢いらっしゃいました。また楽天市場店では定額給付金価格¥12,000のイニシャルペンダントがよく売れました。

また宝石貴金属製品の販売は落ち込んでいますが、加工・修理やジュエリーリフォーム・オーダーメイドの売り上げは落ち込むどころか、むしろ続伸しています。特に自分のお手持ちのジュエリーを修理・加工やリフォームして再利用するというのはエコの観点から見ても理にかなっています。お手持ちの材料を利用するのだからお財布にもやさしいですしね。これからもどんどんリフォーム・修理・加工市場は伸びていくものと思われます。

ただジュエリーリフォームや修理加工には熟練した職人の技術が必要になります。特に昨今のジュエリー業界ではコストを抑えるために外国人の経験浅い職人が増えてきています。ただ我々が他店でのリフォーム品や加工品を見ると技術的にかなり問題があると思わざるを得ない商品も少なくありません。ジュエリー工房セリオでは一流の技術を持ち修理・加工から鍛造製作・鋳造製作のワックスモデル造り、石の彫り留めなどほぼひと通りなんでもこなせる職人が常駐しております。どうかジュエリーリフォーム・オーダーメイド・修理・加工は安心してお任せ下さい。

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